2月21日(水)の平成19年度予算関係議案に対する代表質疑を、公明党横浜市会議員団を代表し、加藤広人 議員が
- リーディングプロジェクトについて
- 子育て支援策の充実について
- 保育施策の充実について
- 保育所整備について
- いじめ不登校対策について
- 市民力の発揮について
- 地域の高齢化の進展に伴う住宅の活用と再生について
- 障害者福祉について
- 横浜港の機能強化について
- 「創造都市ヨコハマづくり」について
以上、予算関係議案に対する代表質疑を、中田市長並びに押尾教育長に質問しました。
なお、主な質問項目は次の通りです。
1. リーディングプロジェクトについて
- 中期計画のリーディングプロジェクトとは、どのような視点から選定したものなのかお伺いいたします。
- リーディングプロジェクト関連事業の中で、19年度における特徴的な取組と実現に向けた考え方をお伺いいたします。
- 今後、リーディングプロジェクトの実現に向けて、どのように取り組んでいくのかも伺います。
2. 子育て支援策の充実について
- 横浜において子どもを産み育てやすい環境づくりが重要であると考えますが市長のご見解を伺います。
- 妊婦健康診査の助成について、今後さらに拡充すべきと考えますが市長のご見解を伺います。
3. 保育施策の充実について
- 多様な保育ニーズに応じた、様々な保育サービスの充実が求められておりますが、来年度の取り組みついてお伺いいたします。
- 認可保育園では、パート就労のほか、保護者の傷病・入院、育児等に伴うストレスの解消等のため、緊急一時的に保育する一時保育を行っておりますが、緊急に夜預かってくれる認可保育園はなかなかありません。そこで、認可保育園の利用児童が帰った後、緊急・一時的に保育する仕組みが考えられないか伺います。
4. 保育所整備について
- 保育ニーズが高まる中、平成19年度予算では、18年度予算と比較し、入所定員を500人以上増加させておりますが、どのような考えに基づき保育所整備量を増加させたのか伺います。
- 中期計画の22年度末までに定員増5,000人を目指すことになっておりますが、待機児童解消の見込みについて伺います。
要望
横浜に生まれ育った人も移り住む人も家庭を築き、安心して子どもを産み育てられるよう、子育て環境のさらなる整備を重ねて要望いたします。
5. いじめ不登校対策について
- いじめ等問題行動や不登校問題を克服するため、極力、幼い時期から取り組む必要性と、いじめ等問題行動防止に向けた小学校への支援強化の方針について市長のご見解を伺います。
- 小学校におけるいじめ・暴力行為をどのように分析し、どのような方針で取組んでいくのか、教育長の見解を伺います。
- 小学校では、問題行動を繰り返す子どもへの指導やいじめ・不登校への対応について、指導体制上どのような課題があるか、教育長に見解を伺います。
- 小学校における児童指導体制強化研究モデル事業がいじめ防止や不登校対策にどう生かされるのか、本事業の狙うところについて、教育長の見解を伺います。
- 小学校での児童指導体制強化研究モデル事業はどのように進めていくのか、その概要について教育長に伺います。
- この事業の、モデル校での児童指導担当教諭に期待される役割と予想される効果について、教育長の見解を伺います。
要望
「児童指導体制強化研究モデル事業」は、「いじめ等の問題行動に対応できる専門教員の小学校への配置」を求める署名から生まれた事業であり、市民や学校関係者から期待されているところです。
今後、本研究モデル事業の成果をふまえ、いじめ等の問題行動に専門的に対応できる専門教員の全市立小学校への配置を実現するよう、強く要望しておきます。
6. 市民力の発揮について
- 市民力の発揮促進の基本的な考え方をあらためて伺います。
- 現在様々な分野で行われている自主的な市民活動に対して、19年度はどのような支援を行うのか伺います。
- 自主的、主体的な活動の基盤として、団塊の世代をはじめとしたより多くの市民の参加を得ていくことが必要と考えますが、市民力発揮の担い手を増やす取組をどのように進めていくのか伺います。
7. 地域の高齢化の進展に伴う住宅の活用と再生について
- 空家の有効活用を円滑に進めていくための課題は何か、伺います。
- 空家の有効活用について今後どのように進めていこうと考えているのか、伺います。
- マンション再生検討調査は、どのような背景から実施するものか、伺います。
- 本調査の対象としている大規模団地や既存不適格建物にはどのような課題があるのか、伺います。
- 大規模団地や既存不適格建物の再生に向けて、どのような検討を行っていくのか、伺います。
8. 障害者福祉について
- 障害者自立支援法負担額助成事業を開始して約1年になるが、どのような効果があったのか。また、本事業は3年を目途に実施するとのことだが、今後の取組姿勢を伺います。
- 自立支援法の施行により、身体・知的・精神の3障害に対する福祉サービスが一元化された。このことが、本市の施策にどのような効果を及ぼしているのか伺います。
- 障害者の就労を促進する上での課題は何か。また、19年度の就労支援に対する取組について伺います。
- 障害のある人が病院や施設から地域生活へ移行するため、まちのバリアフリー化や地域社会での受入れを含め、地域生活移行を進めるための対応策を伺います。
9. 横浜港の機能強化について
- 今後、横浜港では、ふ頭の機能強化をどのように進めていくのか、基本的な考え方を伺います。
- 横浜港の物流機能を一層強化するうえで、背後圏と結ぶ広域的な道路ネットワークの形成を急ぐ必要があると考えますがどうか、伺います。
- 横浜港の知名度を高めるなど、活性化を図りながら、利用者を増やすための取組を、より積極的に進めるべきと考えるますがどうか、伺います。
要望
将来にわたって、横浜が日本最大の市として、都市力や国際競争力強化を維持し続けるため、港湾、道路といった社会資本の整備や横浜港のイメージアップに向けた取組を積極的に進めていただくようお願いして次の質問に移ります。
10. 「創造都市ヨコハマづくり」について
- 「創造都市ヨコハマ」の実現に向け、文化芸術の果たす役割をどのように考えているのか、伺います。
- 地域において、文化芸術振興を進めていくための基本的な考え方はどのようなものか、伺います。
- 芸術文化教育プログラムの基本的なねらいについて伺います。
- 学校の様々な教育活動の中で、心の豊かさを育むために、文化芸術体験は極めて有効と考えますが、教育長の見解を伺います。
要望
文化芸術振興には、人の心の豊かさを育み、市民の文化力を向上させるという効果だけではなく、まちづくりや産業振興など経済的な効果も期待できるなど、他の方法では実現が困難な様々な効果を期待することができます。
次世代を担う子どもたちの文化芸術体験などにより、市民の文化力の向上を図り、文化芸術振興による魅力あるまちづくりを全市域で進めることで、「創造都市ヨコハマ」を形成し、横浜の都市としての「格」を一層高めてもらいたいと思います。
市政を巡る環境は厳しいものがありますが、ぜひ「文化芸術で地域を元気にする」施策を推進していただきたいと申し上げ、公明党横浜市会議員団を代表しての私の質問を終わります。